カヤックフィッシング
皆様
いかがお過ごしでしょうか?
ただ今…全身筋肉痛の田中です。
御世話になっております。
先日、非常事態宣言が解除され
心置きなく釣りに行けると
ウキウキ ワクワク
していました。
そこに吉報が
いつもお仕事のつながりで
大っっっっ変お世話になっている
釣も仕事も大ベテランの遠藤さんと山下さんからご連絡が…。
「ゆーきくんカヤック釣デビューしない?」
田中はもちろん
「行きます!!!」
と、すぐにYESの返事を返しました。
実は、遠藤さん、山下さんがお仕事で梶間幸建に来られる際
毎度の如く釣りの話で盛り上がっており
その流れでお二人が大切にされていたカヤックを
田中に譲っていただくことになりました。
遠藤さん山下さんからお預かりし
きれいに洗って保管していたカヤックで
ついに一緒に海へ出れると
心が躍りました。
前日は釣道具一式を揃え
念入りに忘れ物がないかをチェック。
初めてのシーカヤック…
カヤック自体初めての田中には
「俺、漕げるのかな?」
「沈まないかな??」
「朝ご飯はしっかり食べなきゃ」
「あっ、俺泳げないわ笑」
と、考え事をしながらも田中は眠りに…。
当日
午前3時
カッ!!!
と、目を覚ました田中
出来る限りの事前準備をしていた田中は
4時にはすでに海についておりました。
ベテラン二人と合流し
アドバイスされながら準備をしていく田中
順調に進んでいると思っていた
この時田中は
あんなことが起きるなんて
思いもしなかった…。
天気は小雨にやや西寄りの風
波は0.3mといったところ
小雨のせいか少し肌寒く感じるも
ついにこの日が…
海にカヤックを少し浮かべ
田中もカヤックに座る…。
オールで岸を少し強めに押した瞬間
田中の乗ったカヤックはきれいに海面に浮きました。
☆田中無事入水成功!!☆
拍手ありがとうございます。
ただ…
海に出て1時間後
ファーストインパクトが
田中のお尻は空気の入った座席に守られていました。
いざ釣りを始めようと思い
体制を変えた瞬間
ぴゅ~
情けない音と共に
座席がしぼんでゆく…
動いたときにつまみが緩んだのでしょう。
ただ能天気な田中
最初は「カヤックが破れた!?」
とビビりましたが座席と分かった瞬間
「なんだ…よかった座席か。」
とあまり気にしませんでした。
そう思った直後
尾てい骨が船底の骨にあたっていくのを感じました。
「うわぁ~…地味にいてぇ~…」
更には少しカヤック内に入った海水や雨が
股間を冷やしてゆく…。
「ちめてぇ~…」
セカンドインパクトは直ぐにやってきました。
根掛かりです。
陸上での根掛は最悪簡単に糸が切れるのですが
シーカヤックはジグ(魚を釣るルアーのようなもの)が取れなかったら
もう大変です。
ブリやハマチ、真鯛などが釣れるため
太い糸を使うためなかなか切れない…。
引っ張ればカヤックが動き、力が入らない。
ひっかがった場所の真上にカヤックを着け
垂直に引っ張るしかありませんでした。
1000円ほどジグは海の藻屑となりました。
サードインパクトは
入水してからすでに始まっていました。
海上にでて4時間後
何も釣れぬまま股間の痛みと戦い
更には気合を入れて大き目のクーラーボックスを
持ってきていた田中。
クーラーボックスが仇となり座席周りが狭く
足がしびれてきておりました。
ケツとしびれが限界をむかえたところで
体勢を変えようとカヤックを手で押したときに
「…ん?こんなに柔らかかったっけ?」
気のせいかなと思いつつも確認の為
近くにいた遠藤さんに
田中 :「遠藤さ~ん!僕のカヤック、形変わってませんかぁ~!!」
遠藤さん:「ゆーきくーん!だいじょうぶだよぉ~!♪」
絶大なる信頼を置いていた田中は安心して
釣を再開しました。
更にお昼ごろ。
「ん~。少し海面が近くなった??」
田中 :「遠藤さ~ん!!僕!!沈んでませんか~???」
遠藤さん:「ゆーきくーん!沈没しそうになってるよ~!!」
田中 :「え”!?!?!?!?」
遠藤さん:「じょうだんだよ~う!!♪もんだいないよ~う!」
田中 :「も~遠藤さんったらぁ~笑」
その時、ゴムボートで参戦していた山下さんは
(あれ…?ゆうきくんのカヤックあんなんだっけ…)
後あと調べたところ
田中がカヤックに空気を入れる際にミスをしておりました。
空気を入れる口の中にあるロックをし忘れていて
すこーしずつ…すこーしずつ…
空気が漏れていたみたいです。
そんなことに気付かない田中は
嬉しそーに
笑っていました。
張りが無くなれば水の抵抗も増え
漕いでも漕いでも進まない…。
自分の漕ぎ方が悪い。
体力無いなぁ俺…。
皆に置いてかれちゃう…。
でも…あきらめるな俺…!
頑張れ
友貴
頑張れ!!
俺は今までよくやってきた!!
俺はできる奴だ!!
と、自分を鼓舞させ
海を進み続けました。
5時ごろ始めた釣り
気づけば陸に上がったのは15時ごろ
フォースインパクトは
ほぼボウズという最悪の結果でした。
陸にカヤックを上げる時
山下さんに手伝っていただいたその時
山下さん:「ゆうき君!?これ!!空気抜けてるよ!?よくもったね!!笑」
田中 :「ヴぇ???」
遠くで遠藤さんが「ふぃ~」と一息ついていた光景が
今でも忘れられません。
何時間も漕ぎ続けた体はすでに限界を迎えており
次の日は頭が痛くなるほどの筋肉痛に見舞われました。
でも無事に帰れてなんやかんや楽しかったので
また行きたいと思っております。
6/14には再チャレンジかな??
遠藤さん山下さん!
またご一緒させて下さい!!
熟成させた魚で早くも一人乾杯し
次回に向けての作戦を練っている田中でした。
それでは~。