にふぇ~で~びたん!!沖縄!!part2
そびえたつ
壁打ち砕きし
強い意志
どうも、ユーキです。
花粉か何かで声がかすかすで
まともに喋れません…。
でもなぜかうるさいといわれます。
どうしてでしょうね…。
気になる方は梶間幸建に来てください。
さてさて。
先日は
待ちに待ったタクシーの運転手が
おじいちゃんだったというところで
お預けになってましたね。
早速続きとまいりましょう。
タクシーに乗り込み
事故渋滞が起きているところや
目的地(京都駅)を伝え、僕がナビをするから
おじいちゃんは運転に集中して下さい!
と伝えていざ出発!
と思いきやおじいちゃん
「長旅になるからちょっとトイレ」
おじいちゃんんんんんんんん!!!!!
4分後にゆっくりと戻ってきたおじいちゃん
もう僕と彼女はひやひや…
とにかくナビをしなければ!
まず最寄りのインターまで案内しようと
携帯を見ていると、最寄りインターが
「スマートインターチェンジ」
と表記されていることに気づいた僕
スマートインターチェンジは確か
ETCカードしか入れなかった気が…
嫌な予感…
「おんちゃん、このタクシー
ETCついてますか…?」
『ついとらんわ。』
くっそおぉぉぉぉお!!
その時点で京都駅到着時間が
13:30
僕たちが乗らないといけない
電車の時間は
13:32
スマートインターチェンジを通り過ぎ
携帯が道のりを再検索して出した時間は
13:35
その瞬間、おそらく彼女は絶望し
僕の腕をつかみ「ごめん…」
とつぶやきました。
だが僕は知っている
ナビは多少誤差が生じることを。
彼女には「大丈夫!」とだけ伝え
おじいちゃんには「頼む」と
必死に投げかけていた気がします。
別のインターから高速に乗り
少しでも到着を早めることが出来る
唯一の区間に入りました。
よしっ!
いっけぇおじいちゃん!!
高速は一本道だぜ!!!!
と期待をしたのもつかの間
75キロで走り出すおじいちゃん。
もうね、泣きそうになりました。
そして後悔し、たまりませんでした。
でも、頼るのはおじいちゃんしかない。
おじいちゃんだって乗ってきた客が
焦っている人だなんて知らなかった。
怒っちゃいけない。
でも急いでほしい。
僕はおじいちゃんに
「前の車についていってください。
一定の車間距離でお願いいします。」
するとおじいちゃん
なんとスピードアップ!!
これは期待できる!!
到着予定時刻がだんだん早くなっていく!
兆しが見え始めた一行…
しかし
ここでおじいちゃんの本領発揮
降りなければいけない出口を
通り過ぎてしまいました。
13:25到着予定が
13:35に…
体から変な汗が滲み出てくるのが
はっきりとわかりました。
飛行機のキャンセル
ホテルのキャンセル
釣り船のキャンセル
それによってかかるキャンセル料
3日間の休みをどうすれば…
悪いことばかりが頭をよぎり
あきらめムードに…
おじいちゃんはというと
『やっってもたぁ!』
的な感じだった気がします。
しかし!!
まだ高速だし予定時間も
縮まるかもしれない!
「おんちゃん、次の出口まで
とにかく急いでください!!
頼むっ!!!」
と必死におじいちゃんに
言っていた気がします。
高速の出口が近づき
今度はしっかりと誘導し
京都市内に入ったのが
13:15
到着予定は
13:25
と表示されていました。
間に合うかもしれない…
でも目の前には見知らぬ京都の町
沢山の車と信号。
予定時間も少しずつ伸びてゆく…
しまいには「京都もいいかもね」
なんて…
でも!!!
ここまで来て諦められない!!
(30000円かかってます)
おじいちゃんもここまで必死に
運転してきてくれて
もう少しで駅じゃないか…!!
最後の交差点を曲がり
京都駅の裏側についたのが
13:28
荷物は全部持つ!!!
とにかく走れ!!!!!
到着してすぐ
彼女は京都駅に向かって走り
僕は用意しておいたタクシー代を
トランクにある荷物を取ろうとしたが
トランクが開いていない!
「あけてぇ!!」
まぁまぁでかい声だったので
みんなこっち見ていた気がします。
そして
開くトランク
おろして散らばる荷物
かき集め詰め込み
担いで猛ダッシュ
144㎝の彼女を
182㎝の僕がキャリーバックと
手荷物を担いで追いかけてゆく
しかも京都のど真ん中を。
皆さんこんな感じで見ていた気がします。
さて
田中は無事にたどり着けるのか!?
次回
お楽しみに!!!